タイニーハウスを作るのに欠かせない、木材。
この記事でタイニーハウスの自作にかかる予算目安をまとめましたが、木材はそのうちの多くを占めます。
つまり、それらを安く効率よく調達する方法を選べるようになると、予算や施工の手間を大幅に減らすことができます。
主な選択肢はホームセンター、インターネット、材木屋さん。
全て試してみて感じたメリット・デメリットを、参考としてこの記事にまとめておきます!
とにかく安いぞ!ホームセンター
ホームセンターのメリット
ホームセンターのメリットは、安いことと、商品を手にとって比較できること!
木造の家を作る際よく使う、6ft(1820mm)の2×4材だと1本398円程で売っています。安っ・・・!
また、木は自然素材のため、反りや節などがあることも。
積もり積もると構造の歪みに繋がってしまうため、初めから歪みのない材を選ぶことがとても大切です。
その点、お店では実物を手にとって選べることは大きなメリットといえます。
ホームセンターのデメリット
ホームセンターがなぜこんなに安いか?
それは、大量に仕入れていることと、送料が含まれていないから。
そのため、当然ホームセンターで買った場合は自分で自宅(施工現場)まで運ばなくてはいけません。
6ftの2×4材は、1本あたり約3.2kg。
タイニーハウスに必要な材はゆうに100本を超えます。
けっこう・・・重たいですよ・・・
体力には自信がある!とにかく節約したい!という方は、ぜひホームセンターをガンガン使ってください!
ちなみに大手ホームセンターでは軽トラの無料貸し出しサービス(60〜90分以内に返却)があるので、そちらも上手く活用しましょう!
ぽちっと手軽に!ネットショップ
ネットショップのメリット
ネットショップの最大のメリットは、その手軽さ。
お店に行く手間がないため、平日仕事をしているなど時間を節約したい場合は、ネットで購入した方が断然おすすめです。
材料を全て合わせると数十万円単位になるため、ポイントをたくさん貯めれるのもいいですね。
ちなみに私はMonotaroヘビーユーザーで、たまにAmazonを使っています。
Monotaroは事業者向けサイトですが、個人事業主や建築業でない人でも登録できるのでぜひ活用してみてください。
事業者向けだけあって安価に、痒いところに手が届く商品も見つかりますよ!
▼Monotaro(モノタロウ)
https://www.monotaro.com/
<特徴>
・1,800万点という品揃えの多さ(商品のカテゴライズ、比較がしやすい)
・価格が安い
・購入金額3,500円以上で送料無料(3,500円未満の場合は送料500円)
・「当日出荷」可能商品は、当日15時までの注文で当日配送(一部地域を覗き翌日には届く)
ネットショップのデメリット
ネットではお店と異なり実際に手に取ることができないため、反りや節などの木の質を確認することができません。
よほどひどい材以外は返品できないことが多いため、手元に届くまではドキドキです。
ネットショップでも「節あり」「節少なめ」など記載されていたり、節が多めの材は安く売られていることもあります。うまく活用しましょう!
価格の安さについては、どんな物を買うかによります。
木材はホームセンターに比べてやや高いことが多く、例えばあるネットショップでは6ftの2×4材が498円。
ホームセンターとの差額は1本だと100円ですが、100本だと10,000円。う〜ん、チリツモです!
加えて送料も1,000〜5,000円程度かかります(数量によって異なる)。ぐぬぬ・・・
一方、工具や金物類はネットショップの方が安いことが多いです。
手に馴染むものは使う人や用途によって変わるため、ホームセンターなどで手にとって確かめてみて、気に入ったものをネットで買うのが合理的かもしれません。
レビューもたくさんありますので、参考にしてみましょう。
プロに任せて安心!材木屋さん
材木屋さんのメリット
材木屋さんのメリットは、木材のプロなので丁寧に相談に乗ってくれ、用途に合わせた適切な材を選んでくれること。
例えばもぐら号の外壁にも使っているレッドシダーはレッドシダー専門の材木屋さんで一括購入することで価格を抑え、施工方法についてもアドバイスをしていただきました。
また、送料も近場であればサービスしてくれたり、場合によっては余った端材や古材をもらえたりと、思わぬおまけが付いてくることがあります。
材の単価が高くても総合的に見るとメリットが多いこともあるので、近くに材木屋さんがある場合は試しに相談してみましょう!
材木屋さんのデメリット
材木屋さんの価格はピンキリ。
私は知り合いの材木屋さんから購入したのでちょっと安くしていただけましたが、一般的にはホームセンターやオンラインストアよりやや高めであることが多いです。(その分、質は高いです!)
あとはいかにコミュニケーションの取りやすい(相性のよい)材木屋さんを見つけられるかどうかだと思います。
材木屋さんはいい人ばかりなので、近所にある場合は積極的にアタックしてみてはいかがでしょうか!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ちなみに私は
・木材…材木屋さん、急ぎのときのみホームセンター
・透湿防水シート、ビスなどの金物、グローブなどの小物類…ネットショップ(Monotaro)
・メジャーやインパクトなどの工具類…ネットショップ(Amazon)
といった具合に使い分けています。
自分の体力や時間、買いたいもの応じて、一番よい選択肢は変わってくると思います。
手間を省きつつ質のいいものをできるだけ安く購入して、浮いたお金を他のものに回していきましょう!
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