近年、「タイニーハウスに暮らしてみたい」という人も増えてきています。
しかし、そうはいってもわずか20㎡前後の小さな空間。
実際には住んでみたら小さすぎた・・・ということもあり、海外でもタイニーハウスに住んでみたけど長続きしなかった、という人も少なくありません。
そんな、「こんなはずじゃなかった」を防ぐためにおすすめしたいのが、一度タイニーハウスに泊まってみること。
実際に体験してみることで、大きさや必要な設備、間取りなどが体感できます。
私自身、タイニーハウスホテルに泊まった経験が自身のタイニーハウス・もぐら号にたくさん活かされています。
今回は日本にも少しずつ増えてきている、タイニーハウスホテルについてご紹介します!
《この記事は全2ページです。》
無印の小屋で自然と一体に。「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」

画像提供:株式会社良品計画
「はじまりの小屋」をコンセプトに販売している、無印良品の小屋。
施工費込みでも300万円ほどで購入でき、その無印らしいシンプルな自然に溶け込むデザインが話題を呼び、人気を集めています。
その無印良品の小屋に泊まれるのが、群馬県嬬恋村にある「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」。
部屋は約9㎡とコンパクトですが、縁側が約3㎡もあるため自然と一体となり、狭さを感じさせないのが大きな特徴。小屋の中には、無印の脚付きマットレスとキャンピングベッドが備え付けてあります。
宿泊料は、無印良品の小屋レンタル料19,440円+キャンプ場施設利用料(大人2,160円、小学生1,080円)がかかります。
なお、営業は春〜秋(4月下旬~11月上旬)のみですのでご注意ください!
千葉県のシラハマ校舎では、購入した無印良品の小屋をシラハマ校舎内の区画を賃借して建てることができますので、宿泊してみて気に入ったら、こちらも検討してみてもいいかもしれません。
施設名 | 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場 |
住所 | 〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣バラギ高原 |
価格帯 | 小屋レンタル料19,440円+キャンプ場施設利用料 |
HP | https://www.muji.net/camp/tsumagoi/mujihut/ |
三浦の海でリゾート気分を。「snow peak glamping 京急観音崎」

画像提供:京浜急行電鉄株式会社
住箱(JYUBAKO)はアウトドアブランドsnow peakが展開する、建築家・隈研吾氏デザインのモバイルハウス。
無印良品の小屋と同じく、350万円〜と比較的リーズナブルに購入することもできます。
このホテルの最大の特徴は、目の前にばーんと広がる海!
海辺にタイニーハウスを建てて住みたいと思っている方には、ぜひ体験してもらいたい最高のロケーションです。
大きさは約11㎡ですが水回りなどがなく開口部が広く、ゆっくりとくつろぐことができます。
また、室内のインテリアはもちろんsnowpeakブランドで統一されおり、ファンにはきっとたまりません。
併設されている京急観音崎ホテルの大浴場も使用できるため、気持ちのいいお風呂に浸かってリラックスしつつ、海を眺めながらプライベート感溢れるモバイルハウス内で就寝・・・なんてことができます。
料金は一部屋(2名)50,000円〜と少々お高めですが、このロケーションはなかなか得難いものがあるでしょう。

画像提供:京浜急行電鉄株式会社
施設名 | snow peak glamping 京急観音崎 |
住所 | 〒239-0811 神奈川県横須賀市走水2 |
価格帯 | 1室(2名)50,000円〜 |
HP | http://www.kannon-kqh.co.jp/lp/glamping/ |
高架下タイニーハウスホステル&カフェラウンジ「Tinys Yokohama Hinodecho」

画像提供:YADOKARI
「Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ・横浜日の出町)」は、ライフスタイルメディア・YADOKARIが京急電鉄と連携をし、日ノ出町エリア活性化のために企画・運営を行なっている複合施設。
私がYADOKARIにいたときにプロデュースを担当していました。
全て車輪付きのタイニーハウスでできており、タイニーハウスホステル「Tinys Hostel」、イベント&カフェバー「Tinys Living Hub」、SUPなどのウォーターアクティビティの拠点「Puddlers+」から構成されます。

画像提供:YADOKARI
タイニーハウスホステルは、デザインが異なるタイニーハウスSilence号、Wonder号、Discovery号の3棟から選ぶことができ、全て大きさは14㎡ほど。
価格は1棟貸切(4人まで宿泊可能)で18,000円〜28,000円ほど、ドミトリーは3,500円〜4,500円と比較的リーズナブル。
ミニキッチン、トイレ、シャワーが全棟に備え付けられているため、生活のイメージがリアルに沸くのが特徴です。
立地は京急電鉄・日ノ出町駅から徒歩3分、JR桜木町駅から徒歩12分と、横浜みなとみらいや中華街までも散歩がてら行くことができますので、レジャーついでに泊まってみてはいかがでしょうか?
施設名 | Tinys Yokohama Hinodecho |
住所 | 〒231-0066神奈川県横浜市中区日ノ出町2丁目166番地先 |
価格帯 | 1部屋18,000円〜、ドミトリー3,500円〜 |
HP | http://tinys.life/yokohama/ |