【レビュー】実践者の暮らしが満載!『小屋入門3』の見どころ

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ついに刊行しました、『小屋入門3』!

『小屋入門』(tinyhouse manual)はログハウスやDIY、自然暮らしの本を専門とする出版社・地球丸が発行している書籍。
2017年『小屋入門』、2018年『小屋入門2』、そして今年2019年2月『小屋入門3』と、年に1回のペースで刊行されています。

今回は、『小屋入門3』の見どころと、これまでのシリーズとの違いについてまとめていきたいと思います。

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新プロジェクトに注目!建築家・隈研吾氏インタビュー

隈研吾氏デザインの「住箱」 画像提供:京浜急行電鉄株式会社

小屋入門は毎回インタビュー記事があるのですが、『小屋入門3』のインタビューはかの有名な建築家・隈研吾さん。(ちなみに『小屋入門』はYADOKARIのさわださん・ウエスギさん、『小屋入門2』は私・相馬由季と松永勉さんでした。)

snowpeakが販売する小屋「住箱(JYUBAKO)」は隈研吾氏の設計として有名ですが、今回のインタビューは岡山県発・新プロジェクト「小屋のワ」について。

岡山県産のヒノキと日本の板金技術が生み出すその新しい小屋は、単体でも繋がっても空間を楽しむことができるそうです。

「小屋は、僕の建築の原点(※インタビューより)」という隈研吾氏。

なぜ、小屋は原点であり、その可能性を追求するのか?
隈研吾氏自身の口で語られるインタビューは必見です。

ストローベイルハウスからツリーハウスまで!10人の実践者たち

今回は10例、全国の小屋暮らし実践者が紹介されています。
10例というのは今までの小屋入門シリーズ最多で、徐々に実践者が増えてきていることがわかります。

家族で非日常を楽しむ空間や、書斎など。
それぞれのこだわりが詰まり、個性が生きる小屋暮らしを覗き見ることができます。

特に目を引くのは、今回の表紙にもなっている山口さんの「デュニヤマヒル」。

デュニヤマヒルとは、西アフリカのジャンベ音楽のタイトルで「世界中の人がつながって幸せになろう」を意味するそう。

廃材を使ったガラスハウス、藁を使ったストローベイルハウス、土嚢を使ったアースバックハウス、ツリーハウスまで様々なタイプの自然素材の小屋が立ち並ぶ、まさに小屋の理想郷。

ディティールのデザインも素朴ながらこだわりがあり、読んだあとは自分の小屋を作りたくなってきてしまうかもしれません・・・!

小屋の作り方や法規、オフグリッドについて学ぼう

事例の次は、実践編。

DIYで大切なノコギリや金槌、丸ノコなどの基本的な使い方をはじめ、比較的作りやすい木造軸組(ツーバイフォー)構法での小屋の作り方について、写真つきで詳しく紹介されています。

そして、法規やインフラの接続方法といった「小屋の基礎知識」。

ひとくちに小屋といっても様々な構法(作り方)があり、メリットも様々。
それぞれの構法の建てやすさ、強度・耐震性、コスト、設計の自由度、快適性のレベルがグラフになっているため特徴が見分けやすく、自分に合った構法を選ぶことができます。

『小屋入門2』では軸組構法、木造軸組(ツーバイフォー)構法、丸太組み(ログハウス)構法、アースバック構法、トレーラーハウス形式について紹介されていましたが、『小屋入門3』ではトレーラーハウス形式に代わってストローベイル構法について紹介されています。

さらに、場所にとらわれず環境に優しい生活を可能にする、オフグリッドについても充実。

『小屋入門2』では太陽光発電システムの作り方について、『小屋入門3』ではコンポストトイレの作り方について詳しく解説されています。

今回コンポストトイレを説明するのは、その道の先駆者ともいえる、臼井健二さん。
長野県安曇野市で循環型の暮らし・パーマカルチャーを実践されています。

こちらの記事でも述べましたが、小屋やタイニーハウスをオフグリッドにしようとしたとき特にネックになるのが、上下水。
コンポストトイレは下水につながずに使えるトイレですので、オフグリッドな暮らしを実践したい!と思っている方は必見です。

最後に、巻末の「小屋カタログ」では土地を借りて無印良品の小屋を楽しめる「シラハマ校舎」の様子や、隈研吾さんの「小屋のワ」の詳細についてまとめられており、隅々まで楽しめる内容になっています。

『小屋入門』シリーズ編集・執筆の加藤純さんと相馬ともぐら号

以上、簡単ですが刊行したての『小屋入門3』の見どころでした!

いや〜しかし、実践者の紹介ページは本当にワクワクしました。
これから小屋を考えている方も既に作っている方も、参考になるのではないでしょうか。

こだわり抜き、常にアップデートされる『小屋入門』。
小屋好き、タイニーハウス好きは本屋さんに走れ〜!

▼事例がたくさん!発売ほやほやの『小屋入門3』はこちら!

▼移動式タイニーハウスについての情報が充実している『小屋入門2』はこちら!

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