見所いっぱい!2019タイニーハウスフェスティバルオーストラリア

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク



パイオニアから学ぶ!ショートレクチャー

フェスティバルのもう一つの見どころ。それが、豪華登壇者によるショートレクチャー。
ミニマルライフの利点やコンポストトイレの使い方など、実用的な話を聞くことができます!

1時間弱の無料のレクチャーの他、3時間の有料レクチャーも行われました。それが、Bryce LangstonとDee Williamsの特別クラス。

View this post on Instagram

Building a tiny house = being in my happy place. 😀 . . . . #livingbiginatinyhouse #tinyhouse #tinyhousebuild #tinyhousebuilding #getstuckin #building #diy

Bryce Langstonさん(@brycelangston)がシェアした投稿 –

世界のタイニーハウスを紹介する動画「LIVING BIG」が有名な、ニュージーランド出身のBryce Langston。

彼はもともとミュージシャンなのですが、ある時出会ったタイニーハウスに衝撃を受け、動画で紹介をはじめます。
ニュージランドやオーストラリアでタイニーハウスが認知される前からアメリカに渡り、数ヶ月間旅をしながらタイニーハウスで暮らす人々と会い、動画に撮り続けました。

そして多くのタイニーハウスを取材した後、実際にBryceはニュージーランドとアメリカに1棟ずつ、自分でタイニーハウスを作ったのでした。

レクチャーの後半、「今までで一番印象的だったタイニーハウスは?」という質問に、
「日本のタイニーハウスはコンパクトで、収納や多用途な使い方が考えつくされていて素晴らしかったよ!」とBryceが答えてくれたときは、とても嬉しかったです。

▼こちらが彼が感動した日本のタイニーハウス。

Breathtakingly Beautiful Japanese Tiny House on Wheels

アメリカでのタイニーハウスパイオニアの一人、Dee Williamsも登壇をしました。

Deeのクラスも大人気!みなさん前のめりです。©︎Yuki Soma

Deeは以前大きな家に住み、ローンを抱え、いわゆる多くのアメリカ人が「幸せ」とみなす生活を何不自由なく送っていました。

しかし、大切な友人が病気で余命わずかになったこと、そして彼女自身も心臓の病気にかかったことがきっかけで、それまでの忙しさに追われ、消費中心の生活を見直すようになります。

そしてモノを最小限までに減らし、自分でわずか8㎡の車輪がついたタイニーハウスをつくり、友人の家の庭を借りてそこで暮らし始めます。

友達の庭に置かれたDeeのタイニーハウス

コンポストトイレやタンク式のキッチン、ソーラーパネルと、完全オフグリッドのちいさな家。

自然の偉大さ、人との繋がり、そしてそれらに感謝すること。
タイニーハウスでの暮らしを通してDeeが得たものは数えきれず、何物にも変えがたいものでした。

今、彼女はパートナーと出会い、こじんまりとしたアパートに住んでいるとのこと。彼女のタイニーハウスは甥っ子に譲り、いまは彼が住んでいるそうです。

私自身もそうですが、当然ライフステージによって暮らしを共にする人数や働き方、健康状態などは大きく変わってきます。

ヤドカリが殻を変えていくように。
しがらみなく自分がそうしたいときに、住まい、生き方を変えていく自由があるということ。

タイニーハウスに住むことがゴールではなく、タイニーハウスでの暮らしを通して、自分が本当は誰と、どこで、どんな風に生きて行きたいのかが、見えてくる。タイニーハウスにはそんな力があるのかもしれません。

ちなみにDeeはTEDでもスピーチをしており、その始まりは

「あなたは、何を買ったり、抱いていたいですか?死の間際に。」
「あなたが居たい場所や空間は、どこですか?最後の息を吐き出すときに。」

という問いかけから始まり、以下のように締めくくられます。

「人生は短く、一度きり。そして、魂を見つけるチャンスも一度だけ。これは、みんな平等です。」
「感謝、謙虚さ、優雅さ。これが、生きる上で足りていないものたち。」

彼女の価値観やメッセージが凝縮されていますので、続きはぜひ、TEDの動画を見てみてください。

TEDxConcordiaUPortland – Dee Williams – Dream big, live small

ライフスタイルとして、市民権を得るために

じわじわとタイニーハウスムーブメントが起こりつつあるオーストラリア。
日本に比べるとタイニーハウスの数は多く、順調に普及しているようにも見えますが、実はまだまだ新しい概念。
恒久的な住まいとしては対応する法律がなく、行政には「要相談」というのが現状です。

しかしコストや環境面などタイニーハウスの必要性やメリットを明らかにして、怯まずに掛け合っていく動きが生まれています。

アメリカで行われたタイニーハウスジャンボリー©︎Yuki Soma

アメリカではオレゴン州などの西海岸を中心にタイニーハウスに住む人が多く存在します。今では自然な風景になりつつありますが、アメリカでもはじめはかなり行政との掛け合いがあったようです。

日本では「グレーだよね」と苦笑いや、ただ批判することで芽が生え始めたばかりの文化を潰してしまったり、あるいは、マスメディアが新しい事象を一大ブームのように持て囃し、飽き、結果的にただ消費されることも少なくありません。

もちろん、国によって文化や地理、政治的背景は異なります。しかし、タイニーハウスが市民権を得つつあるアメリカやオーストラリアの現状からは、諦めずに求める生き方を追求する姿勢には感銘を受けました。

まだまだ困難の多い状況の中で、今年始めてタイニーハウスフェスティバルが開催されたことは、とても意味のあることだったのではないかと思います。

タイニーハウスフェスティバル、なんと既に来年も開催予定であり、日程は2020年3月21〜22日を予定しているとのこと!興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

※オーストラリア紀行はまだ続きます。近々更新していきますので、よろしければご覧ください!

———
▼タイニーハウスの暮らしや事業活用についての疑問にお答えする、オンラインコンサルティングも行なっています。間取りやデザインおご相談も可能ですので、お気軽にご相談ください。

———

スポンサーリンク





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする