タイニーハウスのインフラ事情|電気・上下水・設備について

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生活に必要なものというと、何を思い浮かべますか?

照明、キッチン、お風呂、トイレ・・・。
そう、欠かせないのは電気、水道、ガスといった生活インフラとその付帯設備です。

しかし、移動をするタイニーハウスにおいてインフラはどうなるのでしょうか?
この記事では、タイニーハウスの設備やインフラはどのような選択肢があるのか考えていきます。

公共インフラに接続するか、オフグリッドにするか

私たちは普段、電線を通ってきた電気、地中に掘られた上下水そしてガスと、いわゆる公共のインフラを使い日々の生活を送っている人がほとんどかと思います。

移動式のタイニーハウス(トレーラーハウス)が車両として認められるためには、「随意かつ任意に移動ができること」が条件の一つにあります。
しかしインフラが繋げられないかというとそうではなく、ちゃんと着脱ができる状態であれば、給排水は接続しても基本的に問題ありません。

給排水を接続するメリットとしては、やはり快適の一言につきます。

蛇口をひねればお湯がでて、トイレは水洗。
私は以前バックパック一つであちこち旅をしており、どんな環境でも生活できることはできますが、やはり日本に帰ってきた時のインフラの快適さにはほっとしてしまいます・・・。

悲しいかな、私たちは現代の快適なインフラに慣れきってしまっているのです。

どんな暮らしも我慢や無理をしていては続きません。快適性を重視したいのであれば、タイニーハウスにも普通の住宅と同様の水洗トイレ、シャワーをつけるのが無難かと思います。

オフグリッドという選択肢

一方、オフグリッドに挑戦するという選択肢もあります。
オフグリッドとは、公共インフラに頼らず自然エネルギーを活用したり、エネルギーを循環させて生活すること。

その最大のメリットは、災害時にインフラの寸断を気にせず生活ができること。そして、インフラが接続できるか否かに関係なく、場所にとらわれず生活ができることです。

例えば、太陽光発電。

太陽光発電はソーラーパネルを屋根や地面に置き、発電した電気はバッテリーに充電して使用します。
普通の住宅だと100万円以上かかるものもありますが、タイニーハウスのサイズだと数万〜数十万円程度で設置が可能です。

太陽光発電やその理念についてはわがや電力 12歳からとりかかる太陽光発電の入門書(やわらかめ)がわかりやすく解説してありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

次に、上下水。

これは電気と比べてオフグリッドが難しく、アメリカのタイニーハウス会議でも最終的には水の話題になります。というのも、浄水、つまり飲んでも差し支えないほど綺麗な水は、公共水道以外だと井戸または湧き水が必要であり、その土地に左右されてしまうのです。

下水ともなるとさらに難しいのですが、トイレだと水を使わず、微生物の力で排泄物を肥料に変えてくれるコンポストトイレが主な手段です。

自然にカエルは元々生ゴミの攪拌器ですが、これを応用してコンポストトイレに使っている例も多くあります。エコパワーチップという特殊なチップを入れてレバーを回して撹拌するだけ、というシンプルな仕組みです。

このままではさすがに味気ないので、木で箱を作って周りに巻いたり、便座をつけてオシャレにコンポストトイレライフを送っている友人もいます。

このように工夫をすればオフグリッドにすることはできますが、利便性を考えると上下水道をひいてしまった方が現実的かもしれません。利便性の高いオフグリッドシステムは今後の科学技術の発展に期待です・・・!

もちろん、全てではなく一部をオフグリッドにしたり、できるところから始めてみる、ということもできます。

快適性を重視したいのか、環境にやさしい生活をしたいのか、場所にとらわれない暮らしがしたいのか。
じっくりと考えて設備やインフラを決めていきましょう!

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